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続けていること、ダイビング(Scuba Daiving)。

[2015.12.19]

私がダイビングを始めたのは大学4回生の夏でした。その頃母親の調子が悪くて、柔道部の合宿と西医体には参加したのですが、8月は予定を入れずに自宅待機のような状態でした。

当時はスクーバダイビングはあまり一般的ではなく、今日のように雑誌の紹介もありませんでした。偶然西田辺の近所にダイビングショップを見つけ、「講習随時受付」の掲示に、話を聞きに中に入ってみました。ご近所の方はご存知かもしれませんが、ダック・ダイバーズ(DAC)です。

バブルの頃はPADIの金の五つ星のショップとして有名でしたが、今は移転しています。当時はまだアクアラングという名称も残っていました。これはアメリカのAqua-lung 社のことなので、今では使用しません。ちなみにScubaは、Self Contained Underwater Breathing Apparatus のアクロニムです。

初めて講習を受けたのは30年前の事なので、今とはカリキュラムが異なっている部分があります。スクーバダイビングは泳げなくても可能なのですが、私が始めたころは素潜り(スキンダイビング)から始めました。というより、素潜りをかなり練習しました。その習慣で、マスクにはシュノーケルを必ず装着していますが、最近ではシュノーケルをつけていないパターンが多いようです。

私がライセンスを取得した年代は、それを発行する団体が星の数ほどあったように記憶しています。勿論、ライセンスがなくてもダイビングの機材を購入することは可能ですし、ひとりで潜ることもできますが、ダイビングショップでレンタルはできませんし、危険が伴います。

我々の普段のダイビング(ファン ダイブ)では、現在、減圧潜水は行ってはならない、最大深度は18mまで、1日タンク3本まで など、以前に比べて厳しく且つ
慎重になっています。それでも、ダイビングにおける事故は毎年発生しています。最近では50歳前後からそれ以上のダイバーも多いようです。新たに始めた人のみならず若いころより続けている人も、持病を抱えていたり、昔はこれだけできたのにとか、つい自分自身を過信しがちです。

少し暗い話になってきましたので、話題を変えて、実際に始めるにはどうすれいいのか。ライセンスはもちろん必要ですが、具体的にどのような器材をそろえればよいのか。全てをいきなり購入することはないのですが、ウエットスーツと3点セットは自前の方が良いと思います。

 

 

 

 

 

 

本格的に続けるなら、マイ機材の購入を考えてみては。BC浮力調整装置も、今はジャケットタイプになっていますが、昔はハーネスと別々でした。ファーストステージ レギュレター オクトパスも必要です。私が使っているものに比べるとお洒落に機能的になっています。

楽しい水中散歩の思い出は、記憶の中に留めておくのもいいのですが、今では比較的簡単に静止画・動画を撮ることができます。デジカメ・ハウジングの組み合わせは最強です。フィルムカメラのニコノスⅤでは36枚しか撮れず、残り枚数を考えながら撮っていたものですが、大容量のSDカードを使えば遠慮なしです。水中でズーミング・接写・ストロボ撮影もできます。

自分の技術・体力に合わせたダイビングを楽しみましょう。何メートルまで潜ったとか、1日に何本潜ったとかではなく、今までアクシデントがなかった。次回もまた出来る。ということが大切だと思います。一度事故が起こると、本人も大変ですが同行の仲間・ショップのスタッフにも迷惑がかかります。せっかくの楽しい思い出が台無しになってしまいます。始めてみようという人は、是非体験を。ベテランの人は、末永く続けてください。

 

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