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私の宝物は家族にとっては単なるゴミ?

[2017.12.31]

以前体調を崩して手術、3週間ばかり入院していた折、色々な事を考える時間が一杯ありました。復帰できたらこんな事がしたい、あんな事もしてみようと考えを巡らせていました。

退院後しばらくしてから、昆虫採集フィールドワークの再開、アマチュア無線局の開局・スキルアップ、合氣道稽古の継続など色々試してきました。手を広げてみると様々な備品・小物が増えてきました。それとは別に今までストックしてきた物(私にとっては大切な物なのですが)が結構あります。

そこで、整理整頓・片付けが必要になってきます(実は趣味の一つに掃除と整理が含まれています。意外と思われるかもしれませんが)。そういう私の心を見透かしたかのように、最近ポストに、チラシ“不要品整理します 高価買い取り 雑誌から宝石まで!”。 まだ少し時期早々だと思うのですが、葬儀屋・墓石・お墓のパンフレットも入っています。もうそういう年齢なんだな、折り返し地点は過ぎたのかと我が身を振り返り、断捨離が必要かと考えています。

そもそも 断捨離とは、ヨガの“断行”、“捨行”、“離行”という考えから、人生や日常生活に不要な物を断つ、捨てることで物欲から解放され煩悩のない清らかな人生を手に入れようとすることだそうです。

色々調べて、掃除片付けの達人と言われる人の意見では

  1. 迷ったらゴミ。
  2. いつかは絶対来ない。例えば、「いつか使う」「いつか必要」「何か役に立つ」等
  3. 思い出の品は捨てても、思い出は消えない。
  4. 過去を捨てないと未来の場所がない。何か意味深ですが。
  5. 明日は明日のゴミが出る。

ごもっともで、なるほどなのですが、簡単にできる事ではありません。

私の場合は、

  • 書籍(コミックと雑誌ですがジャンルが少し偏っています。ちなみに学会誌はその都度処分しています)
  • プラモデル(フィギュアではありません。0戦から潜水艦)
  • 昆虫標本(私にとっては大切な標本なのですが、一番のゴミになるかもしれません。ドイツ箱と収納箪笥。マニアの人は、俺が死んだら体中に蝶の標本を刺して一緒に焼いてくれと言っているようですが、針は金属なので不可です。)
  • 記念切手、コイン(小学校の時からなので、結構な量です)
  • VHSのテープ、DVD(お気に入りの番組を後でまた見ようと)

まだまだ探せば何か出てきそうです。しまい込んで3年間、その場所から動いていない物はこれから先使わない可能性が大きいです。

一度に出来る事ではないので少しずつ続けていかねばなりません。モチベーションの持続が大切です、順番にやっていくつもりです。

断捨離の方法 (ある達人の言葉)

  1. 断捨離したい場所を決める・・・箪笥、押し入れ、収納、長持ちクローゼット
  2. 片付けの後のご褒美
  3. しまってある物を全て取り出す 
  4. 捨てると思うともったいないので寄付をすると考える
  5. 不要、不急な物は買わない

と、述べています。

近頃ではゴミの分別も厳しくなり、何でもゴミ袋と言うわけにはいきません。考え悩みながら少しずつ処分していくことになりそうです。これから先の大きな且つ長期の継続事案になりそうです。誰もが同じような悩みを抱えていると思いますが、作業段取りを考えるのもこれから先の楽しみになりそうです。

今丁度、平成29年12月31日大晦日。平成もあと1年半ありません。元号も新しくなり皇太子殿下が新天皇に即位されます。直接関係ないですが、私の学年が還暦を迎える年齢になります。一つの区切りになるのではないでしょうか。

思いを巡らせながら、新年を迎える準備・事務書類等の更新をしています。
新年もよろしくお願いします。

    川﨑耳鼻咽喉科 川﨑薫
                 平成29年12月31日

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