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もう 未だ 40年 昭和の遺物にならないように

[2023.01.11]

24歳でこの世界に入り、早40年弱これから20年続けられるかというと

正直自身がありません。アナログの昭和の昭和から平成 令和と

それなりに臨床 研究 医師会活動と走ってきましたが、これからも

同じペースでとは行かないと思います。実際身体運動能力 事務処理

能力も落ちてきているように感じます。本年度より導入義務の顔認証

システムは私より機械の方が長生きしそうです

振り返ってみると私たちの研修医時代は今のようなしっかりマニュアル化

されたシステムはなく師匠の元で修行する内弟子の様なものでした、

外来診察のスタイル 手術の段取り等で指導医が分かるという具合です

ドラマにあるような派閥もあったように思います。今ではハラスメントと

言う言葉がありますが、不器用 下手 医者やめたら等今では完全に

アウトですが、決して珍しい事ではありませんでした。

何くそと思う気持ちと、柔道部の先輩たち助けられここまでこれたように

思います、先輩とはありがたいものです。

最近の若い先生は知識も技術も豊富で優秀と感じています、

私たちの頃はMRI 電子内視鏡はなくCTの初期でまさしくアナログ世代です

今から新しい知識 技術を全て修得することにはハードルが高いですが、

これまでに培ってきた技術と未だ錆び付いてないと思っている知識をしっかり

維持しながら日々の診療にいそしんでいきたいと考えています。

ナンバーワンではなくオンリーワンの技術を大切にしながら、それには

知力はもちろん健康 体力が必要です以前に身体を壊し手術 入院そして

休診を経験しました、決して油断せずこれからも続けていきたいものです。

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